平成26年度 小牧市市民活動センター 協働啓発セミナーを3月5日(木)19時より、小牧中部公民館4階 大会議室にて開催しました。
市民・市民活動団体・自治会・行政職員・大学・企業から約70名と、とても多くの皆様にご参加いただき、わがまちの将来が今後どのように変化していくのか、そして私たちがこれから何をしていかねばならないのかを真剣に考える機会となりました。
まず、このセミナーの趣旨説明をこまき市民活動ネットワーク秦野代表理事より説明後、「小牧市における協働の現状についての報告」を小牧市役所協働推進課 堀田係長よりお話しいただきました。
講義の講師には、全国で協働や地域自治支援の最前線に携わる、IIHOE【人と組織と地球のための国際研究所】代表者の川北秀人氏をお迎えし、『自治を回復し、まち・むらの課題を、まち・むらの力で解決するために~協働と総働の基礎を再確認する~』をテーマにお話しをいただきました。
全国の先進事例の紹介を含め、今後の我が国や小牧市の変化予測を様々な統計数字をもとにお話しいただいたきました。これらは決してよそで起こっている他人事ことではなく、まさに住民一人ひとりのわたくしごとでなのです。また、同じ小牧市内であっても各区の年齢別人口の構成等により、それぞれの特性があることを教えていただき、市一律で考えるのではなく、何を解決していかねばならないのか、何を守り抜かなければならないのかという地域ごとの選択と取り組み方についても、実際の数字をもとにアドバイスをいただきました。
この先、現実に加速度的に少子高齢化が進み、生産人口が減り、福祉関係費が膨大に膨らみ、それに加えて高度成長期に建設された都市インフラも次々と耐用年数を迎えるのです。
しかも、これらはそんな先の話ではありません。これから、どうやって自分たちの生活を、子ども達の将来を守っていくかを真剣に考えなければならない時に来ており、今、手を打っておかなければ大変な未来を子ども達に押し付けることにもなりかねません。
今回、再び講師の川北さんから、“もっと危機感を持って、今、私たちが何をしなければならないのか”という事へのヒントやメッセージを沢山いただきました。さあ、これからどうするのか。真剣に考え、行動に変えていきましょう。
◆このセミナーで使用された、講師のプレゼンテーション資料が公開されています、是非ご覧ください!◆
⇒川北秀人さんのブログ【川北秀人on人・組織・地球】リンクはこちら⇒ http://blog.canpan.info/dede/archive/993